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サクラ三種

Prunus sp.

例年より花の時期は遅めだが,季節に合わせて,手持ちのサクラの図譜を掲げる.探し方が悪いのかもしれないが,市場でサクラを描いた西洋アンティーク図譜を見つけることはあまり出来なかった.わずかにカーチスのボタニカルマガジンより三種のサクラの図譜を入手したにとどまった.

KTMケンペルは『廻国奇観』(1712)で,サクラの仲間(Prunus)として日本語で「サクラ」「ヤマサクラ」「イトサクラ」「ニワサクラ」「Kosjoi サクラ」があると記述した(左図,上).

ツンベルクは『日本植物誌』(Flora Iaponica)(1784)で,Prunus (サクラ属)の植物として,P. armeniaca .アンズ,P. aspera .ムクノキ,P. domestica .スモモ,P. elliptica .ハイノキ?,P. glandulosa .ニワザクラ,P. incisa .マメザクラ,P. japonica .ニワウメ,P. paniculata .クロミノニシゴリ,P. tomentosa .ユスラウメを最初に記載し,これらはツンベルクが学名をつけたとして記録されている.一方,彼はこの書に Prunus cerasas,スミミザクラの変種としてα Sakura:ヤエザクラ,β Jamma Sakura:ヤマザクラ及び Prunus spinosa スピノスモモも日本産のサクラ属植物として記載した.一方,同年にロンドンで発行された Murray, J. A.編 “Caroli a Linn醇P Equitis Systema Vegetabilium Secundum Clases Ordines Genera Species cum Characteribus et Differentiis” で,ツンベルクは左図下のように P. cerasas,α Sakura:ヤエザクラ,β Jamma Sakura については記述から外している.

P 4508 s P 8034
P 8411 P Cam Qeens


Prunus subhirtella (1896) コヒガンザクラ
Prunus pendula (1896) シダレザクラ
Prunus Sargentii (1911) オオヤマザクラ
いずれも Curtis’s Botanical Magazine (英),石版手彩色 学名は図譜記載のもの
おまけは英国ケンブリッジ大学,クイーンズコレジの中庭に咲いているソメイヨシノ
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