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日本の斑入り植物-1/3 Variegated Japanese Plants (1/3)

日本の園芸は鎖国と平和が続いた江戸時代に独自の展開をとげ,当時の世界トップレベルにまで達した.それも,他の国々では見向きもされなかった野草が次々に園芸品化されるとともに,斑入の草木が流行するなど,世界にも例のない方向に発展した.江戸時代の園芸書 金太編『草木奇品家雅見(かがみ)』文政10 (1827) 刊や水野忠暁(ただとし)編『草木錦葉(きんよう)集』文政12 (1829) 刊等には多くの斑入り植物が描かれていて,観賞用植物として珍重されていたことがうかがえる.

江戸末期(1860年)に日本に来たプラントハンターのロバート・フォーチュンは著書『江戸と北京』において,長崎のシーボルト邸を訪れた際には,「(前略)けれども私が特に心を惹かれたのは、その庭であった。(中略) 特に葉に白い斑入りのアオキの新種が目立っていた。それから雄のアオキ、種々の針葉樹、たとえば、アスナロ、コウヤマキ、サワラ、ヒノキ)、その他、興味深い種類が沢山あった。斑入りの植物も多数あったが、みな大変美しかった。」と記述し、また江戸滞在中には「染井や団子坂の苗木園のいちじるしい特色は、多彩な葉をもつ観葉植物が豊富にあることだ。ヨーロッパ人の趣味が、変わり色の観葉植物と呼ばれる、自然の珍しい斑入りの葉をもつ植物を賞讃し、興味を持つようになったのは、つい数年来のことである。これに反して、私の知る限りでは、日本では千年も前から、この趣味を育てて来たということだ。その結果、日本の観葉植物は、たいてい変わった形態にして栽培するので、その多くは非常にみごとである。(中略) ところが、イギリスでは、前述のように、斑入りの種類は、わずかにアオキだけしかない。それがここには、さらに斑入りのラン! 斑入りのシュロ! 斑入りのツバキーそしてチャの木でさえも、まさしくこの「楽しき一族」を表徴している。「アジアで最上の針葉樹の一つ」を確信する美しいマキも、葉に金色のたてじまの入った変種が栽培されていた。」と英国ではそれほど一般的ではない斑入り植物の美しさに目を見張り,その新しい観賞用の樹木や濯木類を,大量に購入して英国に送った.

1809 Aucuba japonica CBM 1830's Hemerocallis sieboldii PAXTON 1841 Daphne japonica PAXTON
1-1: 1809, Aucuba Japonica, Curtis, Curtis's Botanical Magazine, アオキ(雌木)
1-2: 1830's, Hemerocallis sieboldii, PAXTON, PAXTON'S 'MAGAZINE OF BOTANY', コバギボシ
1-3: 1841, Daphne japonica, PAXTON, PAXTON'S 'MAGAZINE OF BOTANY', ジンチョウゲ

1854 Camellia Japonica & Camellia Sesanqua Lemaire 1866 KERRIA JAPONICA VARIEGATA Andrew 1854 Quercus Lemaire.jpg
1-4: 1854, Camellia Japonica & Camellia Sesanqua, Lemaire, “Journal Special des Serres et des Jardins”, ツバキ,サザンカ
1-5: 1866, Kerria japonica variegata, H C Andrew, “THE FLORAL MAGAZINE”, ヤマブキ
1-6: 1854, Quercus striata, Lemaire, “Journal Special des Serres et des Jardins”, コナラ?
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