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日本のシダ (1/2) Japanese ferns-1/2

万葉集にヒカゲカズラやワラビの名が見えるなど,日本では古くからシダ植物は食用・薬用・神事・装飾用に親しまれている.最も古い言及は古事記で,天照を呼び戻すために,天岩戸の前でアメノウズメが素肌にまとって踊った「日陰」はヒカゲノカズラとされる.観賞用としても源氏物語(1007頃)にノキシノブ,池坊専栄口伝(1542)・池坊専栄花伝書(1567)にヒトツバが現れる.

江戸時代の有名な園芸家 伊藤伊兵衛三之丞 『花壇地錦抄』(1695) の「△草花秋之部」の「○葉の見事成るるひ」に
孔雀草 葉形見事成草也 げにも名のごとく成かたち也 葉のぢく黒漆にてぬるがごとく冬かれて春根より生ル(*クジャクシダ)
鳳凰草 是も葉形名のごとく也
一葉 葉ほそ長クあつし本草石韋(いしのかわ)と有ル物是なり 其葉如皮故ニ名クト和名集ニ見ゆ(*ヒトツバ)
巻栢(いわひば) 長生不死草共又ハ岩松共いふ 葉のみじかくつまりたるハたうげひばといふ是を上とす 葉長キハすそのひばといふわろし(*イワヒバ)
忍草 深山の石上などに生る草也 よく根のからミたるハ其まま糸を以てつりて置によく葉出していさざよき物なり(*シノブ)
忘草 葉もしのぶにてちいさき草也 巻栢(イワヒハ)の葉の様ニも有 古木菊名石ニ植てよく取合物也
箱根草 葉こまかに見事なる草立也 茎は成程細ク其色漆をぬるがことし 相州箱根山ニ多し 阿蘭陀人江城参上ノ時箱根にて是を取産後産前の諸疾ニ妙也と云一名 阿蘭陀草共云と本草辨疑ニ見ゆ (*ハコネシダ,大和本草では虎ノ尾-チャセンシダにこの様の薬効があるとして,はこねくさとは別としている).
と7種のシダ植物が観葉植物として記載されている. 

 2004M 2003M 
2014 2013
1857, Niphobolus Lingua, E J Lowe “Ferns: British And Exotic”, ヒトツバ
1864, Niphobolus pertusus, E J Lowe “Ferns: British And Exotic”, ヒトツバマメヅタ?
なお学名は原文のまま.現在のそれとは異なる場合もある.
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