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B. モーンド 『植物園』 (1/6) Maund “Botanic Garden”

B. Maund “Botanic Garden” (1825 - 51) 13 vol, 4to. 312 hand coloured plates, each with 4 figues

“Botanic Garden” は,英国の薬学者,植物学者・印刷業者・書籍販売業者,リンネ協会会員(1827),王立学会特別研究員 (FRS) と多彩な顔を持つ Benjamin Maund (1790–1863)が,1825年 – 51年の26年に渡って発行した植物雑誌.「Royal Garden(王立植物園)」で咲いた花を全13巻,計312ページの図譜に描いたが,各ページ4種の花が描かれているので,全部で1248種の花が掲載されている.それぞれの花の絵は横6㌢縦8㌢の枠の中に描かれているので,一般的な植物図譜に比べると小さいが,4種の花々の鮮やかな色使いと相俟って,きらびやかな印象を受け,「ルーペで観る美しい花の芸術」と呼ばれている.

この定期刊行物は家内工業(DIY)的に多くの部分が Maund一家で行われ,編集と植物の記事は Benjamin Maund が,原画の一部は彼の娘達( Miss E .Maund, Miss S. Maund, Mills Sarah Maund)が,印刷は彼の工場 Bromsgrove press で,手彩色は彼の娘達が担当した.原画のイラストレーターとしては当時有名な Augusta Innes Withers, Edwin D. Smith, Mrs. Edward Bury も参加し,彫版は S. Watts がおこなった.Royal Garden で咲いた花を描いたためか,この書を当時若かった Queen Victoria に捧げている.

Maund-149 Maund-217

149: Leptosiphon andraseceus, Genista radiata, Calceolaria Fothergilli-thysiflora, Funkia ovata (native of Japan, introduced in 1776)

217: Sisyrinchium graminifolium, Penstemon Cobea, Spinea venusta (nateive of Uncertain, introduced in 1840?), Echinops Ruthenicus

彼の書籍販売会社には,後に揺籃期の写真を芸術に高めようと,コラージュや多重露光などの手法に先鞭をつけた,ヘンリー・ピーチ・ロビンソン(Henry Peach Robinson 1830-1901)が勤めていた.

モーンドは、園芸家としての国際的な評判を確立し、この “Botanic Garden” 以外にも “The Fruitist” や,J S Henslow 師と共同で 1937 年には “The Botanist” 等のいくつかの植物学の書を刊行した.
(続く)
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