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海を渡った日本の花 (35) ハナショウブ(2/3)

Floral Magazine New001SMM
Iris ensata Thunb. var. ensata Syn Iris kaempferi

Iris kaempferi
The New Floral Magazine, New Series , London 1878 Lovel Reeve & Co. 5 Henrietta St Covent Garden. Lithography by Vincent Brooks Day & Son Impression, original by W.G. Smith FLS del. 手彩色石版

英国には,日本・中国植物のプラントハンターとして知られるチャールズ・マリーズ Charles Maries (1851 –1902) が,1877 年の6月に北海道を訪れた際に数種のハナショウブの種を採取し,チェルシーにあるベイチ育種園に送った(”Hortus Veitchii”, 1906)と記録されている.

その後,英国の風土に合って,広く栽培されたと見え,1915年の “The Garden” 誌には,日本由来の植物としてはシュウメイギクに次いでハナショウブの記事や写真が多く掲載され, 6月10日号ではThe Garden 1915 右に示すように
” In a word, the Japanese Iris is unique, whether viewed from the standpoint of the splendour of the floral display and the living pictures the flowers create in garden scenery, or because of hardiness, amenability to the British climate, or because of the several ways which they may be employed with good results in gardens regardless of their size.” と堅牢性・花色の豊富さ・英国の気候に合っていること等のハナショウブの利点を述べた上で,「水分は好むが,水生植物ではない.常に水につかるところでは栽培してはいけない」と詳しい育て方が載り,日本風庭園には欠かせない植物としている.
m-iris
現在の初心者向けの園芸書でもカキツバタと共に水辺を彩る花として紹介されている(左図,"GARDEN PERENNIALS AND WATER PLANTS IN COLOUR" ANTHONY HUXLEY (1971) BLANDFORD).
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