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カール・ブロスフェルト Karl Blossfeldt (1/3) "Urformen der Kunst” 「芸術の原型」

カール・ブロスフェルト Karl Blossfeldt (1865-1932) はドイツの彫刻教師.ベルリン王立芸術工芸大学で彫塑を教える。学生達に,自然におけるデザインを教えるために,自ら撮影した植物の写真を用いたことで知られる.写真術を独学で学んだのち,対象を30倍まで拡大撮影できる写真機を自作し,35年に渡って植物の部分(芽,花,蕾,,葉など)を撮影し,3冊の写真集として出版した.彼は「植物は決して単なる無味乾燥な機能主義に堕落しない.その形は論理的であり,また最適である.植物の原初的な力は,全てのものを最も高い芸術的な形状を取るように仕向ける」と言っている.

彼の写真は,普段気づくことのない植物の魅力的な構造・形態を写し取り,学生に植物が単なる装飾ではなく,その構造から学ぶべきは機能と美とのバランスを如何に自然が達成しているかということであると教えたのであろう.
Blossfeld 010 

No.10 : Cornus brachypoda (magnified 12 times), Cornus pubescens (magnified 15 times), Viburnum (magnified 8 times) クマノミズキ,ミズキの類,ガマズミの類 の冬芽と葉痕, 『ふゆめがっしょうだん』写真:冨成忠夫、茂木透、文:長新太(福音館書店,1990年)の先駆,

本来芸術工芸大学での教育用として撮影された120点の写真を収録した “Urformen der Kunst” 「芸術の原型」(1928年)は当時の人々の関心を生命の神秘や自然の造形の驚異にむけさせ,アメリカ・フランスなどで翻訳本が出版された.翌年には第2版が出版された.1932年 には同じような “Wundergarten der Nature”「自然の驚異の庭」が出版され,更に死後の1942年には “Wunder in der Natur”「自然の驚異」が出版された.シュールレアリスムをはじめ同時代の芸術家たちの仕事に,これらの作品を通して彼の果たした役割の重要さが指摘されている.

Blossfeld 012
No.12 : Guem rivale (magnified 25 times) フウリンダイコンソウの花 (但し,萼は除かれ,方向は上下逆) 

Blossfeld 013 

No.13 : Aesculus parviflora (magnified 12 times) トチノキの類の冬芽と葉痕
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