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海を渡った日本の花 (24) スイカズラ

スイカズラ (スイカズラ科) Lonicera japonica = 日本の

2007年11月、天皇陛下が「琵琶湖のブルーギルの繁殖には心痛む」と、ご自身が導入した米国魚の影響に言及されたが、植物の世界でも多くの外来種が我が物顔に繁茂し、在来種に悪影響を及ぼしている。一方、特性を買われて外国に移出された日本の植物が野生化し、今では厄介ものとなっている例もある。米国ではクズ・イタドリ・スイカズラの3種の悪名が高い。

米国南部での繁茂状況 スイカズラは、英国では1806年にヤマブキの学名に名を残すKerrが、花とその香りから鑑賞用に導入、寒い英国では悪評は聞かれない。ところが、同じ年に、根を広げ蔓と葉を茂らせる特性を買って砂防のために、また狩猟するためのシカの餌やウズラなどの隠れ家を目的に導入した米国では、よほど気候が生育に適していると見え、1800 mの長さまで成長した例がある。その旺盛な成長力で今ではハワイを含め全米26州で野生化して、森林の日照を妨げ、若木を絞め殺す被害を与えている。(左,米国南部での繁茂状況 )
スイカズライリノイ州では、最悪の有害植物に指定し、移動や繁殖を法律で禁止している。1872年に園芸用に流通しはじめたニュージーランドでも、大きな被害をもたらしており、現在では「有害植物条例」で栽培・所持を禁止している。しかし、根絶は難しそうで、オーストラリアや南米チリまで広がりつつある。 

フランスでは一時香水の原料になったそうだが、被害を受けている人にはこの良い香りも癪の種であろう。なおこの類の英名はHoneysuckle(蜜を吸う)で、和名と同じく子供がこの花の甘い蜜を吸った事に由来する。

干した花と蕾は「金銀花」と称して消炎・解毒作用のある漢方薬として使われる。実は食べ過ぎると昏睡を引き起こす。
P. Bessa (仏) 1836 多色銅版+手彩色 

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