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輸出用百合型録 株式会社横浜植木商会 明治31年 (6)

LILIES OF JAPAN BY THE YOKOHAMA NURSERY Co., Ltd 1899年

明治末期から多くの日本人の商会が,百合根をはじめ,多くの園芸植物の輸出に進出したが,個人的な会社が多く,その力は弱かった.一方,政府も輸出業者の不当競争の防止,金融の円滑化等のために1925年に輸出組合法を制定し近代化を計った.
百合根輸出組合1926年の5月の大阪毎日新聞によれば,商工省は各方面に組合設置を慫慂しているが初期には申請者が少なく、いまだ一つも認可したものはないが,日本百合根輸出組合(横浜)が計画中との記事が載っている.
ようやく昭和7年の4月23日百合根輸出の振興を図る為,日本百合根輸出組合が設立され,組合長に横浜植木の鈴木清蔵社長が就任した.これ以降,輸出は各商社が行ったものの,輸出検査や外国からの問い合わせ等にはここが窓口として担当したらしい. 

1932年(昭和7) 9月の東京朝日新聞は,もっとも輸出量の大きい沖永良部島のテッポウユリに目をつけた三菱商事は日本百合根輸出組合に対抗して鹿児島県永良部島の早成種百合根五百万球の買占めを行い,これを横浜へ輸送せしめて愈輸出に取りかかったが,輸出組合との確執が未解決のままにある為,輸出検査が容易に捗らぬので三菱側では輸出組合法第九条並に同施行細則第十九条に準拠して七月二日付商工省告示第二十七号を以て公布された規定の裏を潜り,日本内地に何等の営業所をも持たぬ英国のアングロジャパニース・デベロープメント・コンパニーに買占め百合根の全部を譲渡し,輸出検査を受けず税関の証明のみを以て横浜から既に二百万球の輸出を行い,尚続々として輸出しつつあると,総合商社三菱商事が沖永良部に進出してユリ根農家を取り込み,いわゆる「百合根戦争」を惹きおこしたと報じている.数年後,三菱商事は撤退したとのこと.

現在,沖永良部島のテッポウユリはほとんど輸出されず,国内市場向けに生産されている.以下のHPで現在の島のテッポウユリの栽培の様子を見ることが出来る(http://www.erabuisland.com/cgi-bin/tt3/category4/).

 Lilium elegans Orange Lilium auratum platphyllum
XXIX. Lilium elegans Orange
VI. Lilium auratum platphyllum
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